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代官山エコアイデア作品紹介:Daikanyama Eco-Idea Project [プロジェクト]

「ブック・アラウンド代官山」:"Book Around Daikanyama"

10月23日の「エコモコ・フォーラム」で代官山エコアイデア入選作品として表彰された「ブック・アラウンド代官山」プロジェクトを紹介します。
これは基本的に、代官山でそのままでは捨てられてしまう本のなかで、代官山の文化やコンセプトに関係するような良い本を回収して、それを代官山で協力してくれるお店に置き、訪れるお客さんはそこで読んでも持ち帰ってもよく、返したい人はどの協力店に返しても良いような環境にもコミュニティのためにもなる本のリユース・システムを提案するものです。
プロジェクト提案者の藤田香織さん(FDI代表)はすでにこのプロジェクトに資金面で協力してくれるいくつかの企業とコンタクトを開始しており、よい反応を得ているとのことです。
プロジェクト概要は以下の通りです。
「ブック・アラウンド代官山」
ステップ1.代官山ビジネスネットワーク登録者へ呼びかけ、回収:
回収は月に一度。FDIのスタッフが寄付していただく会社、拠点を訪ね回収する。
司書資格取得を目指して勉強している学生さんをボランティアスタッフとして迎え、手伝っていただく。交通費、昼食代支給。
ステップ2.本の分類、シール制作、貼付、本の設置:
回収した本に、代官山図書館の取り組みについて簡単に明記したシールを貼付する。
ステップ3.代官山地区のカフェ、レストラン、バーに設置協力依頼、設置:
それぞれの拠点の条件(設置場所、分量など)を調整しながら、設置する。同時に、目印になるPOPを制作、設置。
ステップ4.閲覧、人から人へ:
カフェ、レストラン、バーに立ち寄った人たちは、自由にその本、雑誌を読むことが出来、持ち帰ることも出来る。そして、返却。またその本を別の人が閲覧する。そうして、本と本、人と人がコネクトしていく。
問い合わせ先
FDI(フレンドリーデーインターナショナル)担当:藤田
「社会活動をかっこよく」をモットーに代官山に事務所を置く任意の非営利団体。
TEL:03-378-4778 FAX:03-3780-2420
http://www.friendlyday.org
なお、藤田さんがこれまで代官山のために行ってきたボランティア活動などについては、以下の10月3日のインタビュー記事をご参照ください。
http://blog.so-net.ne.jp/daikanyama/archive/20061003

"Book Around Daikanyama" just won the Daikanyama Eco-Idea Award at last week's ECOMOCO Forum.
This project is intended to recycle books by collecting good books from various companies and organizations in Daikanyama, and distribute them among participating stores and shops, where customers can read them inside the store or take them home.
According to Mr. Kaori Fujita (FDI) who is proposing this project, some companies in the Daikanyama area have already made a pledge to support this project financially.
For more details, contact Ms. Fujita at FDI (FRIENDLY DAY INTERNATIONAL):
TEL:03-378-4778 FAX:03-3780-2420
http://www.friendlyday.org
For Ms. Fujita's other volunteer activities, see our 10/3 interview:
http://blog.so-net.ne.jp/daikanyama/archive/20061003


代官山エコモコ・フォーラム: Daikanyama ECOMOCO Forum [イベント情報]

代官山エコモーション'06を総括するフォーラム
Forum to Wrap Up "Daikanyama Ecomotion '06"
於ヒルサイド・プラザホール(@Hillside Plaza Hall) 10/23/'06
「エコモコ・フォーラム」:http://www.daikanyama.ne.jp/topics/06101301/topics.html

代官山エコモーション(7月22日~9月3日に実施)の活動報告と提案
Daikanyama Ecomotion Activity (7/22-9/3) Report and Proposal

岩橋謹次さんの開会挨拶と「活動報告」、大熊喜昌さんの「エコモコ・ビジョン提言」
Mr. Kinji Iwahashi's Activity Report, Mr. Yoshimasa Okuma's Vision Proposal
提言:景観重点道路の美化、エコモコステーションのネットワーク化、エコモコ新文化十字路
Proposal: Street Beautification, Ecomoco Station Network, Cultural Crossing
「エコモーション06」:http://www.daikanyama.ne.jp/eco06/index.php

代官山エコアイデア入選作品発表と地域連携エコイベント活動報告
Eco Idea Award Winning Project and Community Eco Event Activity Report

藤田さんのアイデア「ブック・アラウンド代官山」、石原さんの「ひまわりガーデン」
Ms. Fujita's "Book Around Daikanyama", Mrs. Ishihara's "Sunflower Garden"
「ひまわりガーデン代官山坂プロジェクト」:http://www.daikanyama.ne.jp/himawari/
(「ブック・アラウンド代官山」の詳細は後日アップ)

フォト・ミュージック・トークショー ゲスト:写真家ハービー山口さん
Photo-Music-Talk Show Guest: Photographer Herbie Yamaguchi

会場の壁に貼られた写真を見る参加者、見事な話術でプレゼンするハービー山口さん
Participants Appreciating Photos, Mr. Herbie Yamaguchi's ImpressiveTalk
ハービー山口さんのウェブサイト:http://www.herbieyamaguchi.com/

懇親会での自由な意見交換と人的交流
Free Discussions and Social Networking at the Party


インタビュー(3)石原貞治さん:Interview with Mr. Ishihara [インタビュー]

インタビュー:石原貞治さん(ICAデザイン研究室取締役)
Interviewee: Mr. Sadaharu Ishihara (Director, ICA Design Institute)

石原貞治さん ヒルサイドカフェの前で:Mr. Ishihara in Front of Hillside Cafe

10月19日(木)午後2:00に代官山ヒルサイドカフェで石原さんとお会いして、これまで石原さんがかかわった代官山の住民による活動の歴史と今後の展望についてお聞きした。
最初に石原さんが住民の一人として代官山の街づくりにかかわったのは、約20年前に代官山駅の踏切をなくす動きに反対する住民の運動に参加し、その際に出てきた駅廃止の噂に対して皆で代官山を利用しようという「駅復旧を促進する会」を立ち上げ、1600人ほどの会員を集めたこと。そこで学んだのは、重要なことは単なる反対運動ではなく、住民が自分の街全体のあり方を考えることで、この活動がきっかけで代官山の町会の役員にならざるをえなくなったとのことです。
その後、2000年になって代官山アドレスがオープンし、さらに八幡通りに総合設計制度で(区の補助金を使って)高層の代官山プラザビルが計画されるに至り、それが景観を壊し都市機能を麻痺させることを訴える「代官山の良好な生活環境を守る会」を発足させ、街全体のあり方を考えて、自分たちで実態を調査し、あるべき姿を具体的に提案する運動を推進。その際に、地元の朝倉氏や東海大学の加藤氏を始め何人かのキーパーソンが協力してくれて、独自の調査と計画を練り上げたことが大きかったようです。
その結果もあって、代官山プラザビルの計画は26階から16階まで引き下げられ、不満ながら今後は住民が望ましいと思える真に社会的価値をもつ街づくりへの流れを強めることになる。実際に、その際の調査結果や計画案が、その後の「地区計画」、「町づくり条例」、「景観条例」などの制定の流れを先取りすることになり、その時の運動が後の「代スキ会」の前身となったとのことです。
参考:「代スキ会(代官山ステキな街づくり協議会)」
http://www.daikanyama.ne.jp/machi/

しかし、そのような運動はあくまで一部のリーダーが引っ張る「頭でっかちの反対運動」に過ぎないという意見が特に行政側で強かったこともあり、もっと住民が街づくりに参加し実感できることを考える「代官山タウンワーク」を結成。まずやったことは、ボランティアを集めた落書き消しで、それは実績が上がり、広く認知されることになりました。それと同時に、専門家や行政(渋谷区と目黒区)を巻き込んだ勉強会などを行い、地区計画や用途地域などを提案したり街づくりに関する要望書を提出したりしましたが、それについては当初は行政側のアレルギーや抵抗が激しかったとのこと。しかしそれも行政側の人や方針が変わって、最近ではスムーズに聞いてもらえるようになってきたようです。
参考:「代官山タウンワーク」
http://www.daikanyama.ne.jp/activities/townwork/

今後の課題については特に以下の二つの点が重要:
1)一番大切なのは望ましい街づくりのルールを作ることで、これまでの法律や計画はあくまで最低限守るべき条件にしか過ぎず、もっと地域のあり方に適合し、地域にとって積極的にプラスになるような街づくりのルールが必要。そうでないと近視眼的な経済合理主義の中で、地域がいろいろな面で空洞化し、結局は地域の価値が下がってしまう危険があります。
2)さらに住民が実感できる街づくりを進めることで、代官山はともすると何人かのリーダーにもとでばらばらなグループの活動が行われて街全体として必ずしも融合しないという問題があったので、それを乗り越えるような住民参加交流型の活動の推進が重要。そのために代官山坂の中央分離帯の土地でひまわりを育てる運動を行ったが、そのような皆が楽しい目的で集まって街を美しくするような活動を今後とも根気よく続けていきたいと、石原さんは熱く語ってくれました。
なお石原さんの研究所(ICAデザイン研究所)のホームページは以下の通り:
http://www.daikanyama.ne.jp/areaguide/database.cgi?equal18=301&tid=all_detail

I met and talked with Mr. Sadaharu Ishihara at Daikanyama Hillside Cafe from 2:00 pm on October 19.
Mr. Ishihara first participated in Daikanyama’s community movement when residents faced a possibility of abolition of Daikanyama train station in the mid 1980s. Then he learned that the important thing was not just to protest negatively, but to think positively about the whole community for the future.
In 2000, when Daikanyama Address was opened and another highrise development, Daikanyama Plaza Building, was planned, he helped organize a resident movement to protect Daikanyama’s good living environment. As a result of extraordinary efforts by some community leaders and many residents, who surveyed actual land use in Daikanyama and proposed a comprehensive community development plan, an important first step was taken to contain highrise development and to guide the future course of the community in the desirable direction for residents themselves. The movement then became the predecessor for “Daisuki-kai” (Council for Daikanyama’s Suteki Community Development):
http://www.daikanyama.ne.jp/machi/

In order to respond to some criticism against such movements and also to involve more residents directly, Mr. Ishihara helped launch a citizens’ volunteer organization, “Daikanyama Townwork,” where residents themselves voluntarily work for improvements in their own living environment. The first project was to erase graffiti on the wall in Daikanyama by organizing volunteers on a regular basis, and this was quite successful in attracting public attention to the movement of “Daikanyama Townwork”:
http://www.daikanyama.ne.jp/activities/townwork/

According to Mr. Ishihara, Daikanyama is facing the following challenges:
1) How to formulate a rule for everyone to honor beyond legal restrictions in order to increase its community value in the long run;
2) How to promote synergy among various group activities led by a few community leaders in order to involve residents more directly in community development movements.
For the latter purpose, he helped initiate a participatory beautification project to plant sunflowers in an open strip along Daikanyama-zaka, and that has turned out to be a success in mobilizing various kinds of residents in the community. Mr. Ishihara said he is now eager to launch another project of this kind in the near future.


インタビュー(2)野呂芳明さん:Interview with Mr. Noro [インタビュー]

インタビュー:野呂芳明さん(立教大学教授、代官山アドレス管理組合理事長)
Interviewee: Mr. Yoshiaki Noro (Professor, Rikkyo University;
President, Daikanyama Address Residents Association)

野呂芳明さん 同潤庵の前で:Mr. Noro in Front of "Dojunan"

10月16日(月)午後4:30ころ代官山アドレス内の落ち着いた茶屋風の和室「同潤庵」で、管理組合理事長の野呂さんとお会いして色々とお話しをうかがいました。
野呂さんは、社会学者として興味を持ったコミュニティに住み込んで住民と交流しつつ研究を進めるスタイルを大切にされており、2000年以来代官山アドレスに住んで、管理組合の仕事をされてきたのもそのような動機が多少働いたからとのことでした。特に再開発という事業について、建物というハード面もさることながら、そこに住む人たちがこれから新しく作り上げる共同体について研究をすると同時に何か手伝いができればと思われたそうです。
管理組合の仕事で苦労された問題は、(1)対内的には住民に当事者意識を持ってもらい、望ましいコミュニティを醸成して、お互いに折り合って問題解決をはかるようにすること、また(2)対外的には高層再開発がもたらす周辺地域との摩擦をやわらげて、アドレスを地域社会の中に定着させていくことで、これらの問題は少しずつ解決に向かっているとのことです。
例えばアドレスの町内会が周辺の町内会と協力して夏祭りのおみこしや山車を運行したり、ちょうちんの飾りについて周辺の商店街とも協力して進めるなど、地域社会に入り込んで認知されてきた。またアドレスのコミュニティ・スペースや倉庫のスペースなどを周辺の町内会にも開放してサービスを提供したことも相互に理解を深めることに役立ったとのこと。
ただし、課題はいかに代官山全体でビジネスを始め色々な人の集まりや活動レベルを上げるかということで、ここ数年商売が不振になってきており、昨年春にアドレス内にあった地域の拠点ともいえるスーパーが撤退するなどの問題が生じている。したがって、今後はアドレスの中の広場を活用してイベントを行なったり、商店街主催で人が集まる仕掛けを考えていく必要があり、代官山全体としてもっと発信を強めていきたとのことでした。ここ数年やっているクリスマスのイルミネーションを今年は少し早めに代官山全体の風物詩になるように工夫するなりといった、広がりを演出する仕掛けがその一例かもしれません。
最後に代官山の長期的な展望については、最近トレンドとなった超高層の大規模再開発と違い、代官山にはこだわりをもった人たちが集まり、何らかのライフスタイル情報を発信している点が財産なので、それをさらに引きだしてネットワークを作っていけば将来は明るいのではないか。そのために現在若い人を巻き込んだ勉強会を開いており、色々な提案も出てきているとのことでした。
この野呂さんとのインタビューによって、私自身これまで外からしか見ていなかった代官山アドレスの中の人たちの考え方や感じ方が少し分かった気がして、代官山全体をコミュニティとして見る発想がより身近に感じられるようになりました。代官山の将来はまだまだ明るいと確信した次第です。
なお野呂さんの代表的な著作「生きがいの社会学」については以下を参照ください:
http://www.koubundou.co.jp/books/pages/kbn3653.html
「代官山アドレス」について:About Daikanyama Address:
http://www.17dixsept.jp/web/about/

I interviewed Mr. Noro at a tea room, Dojunan, inside Daikanyama Address from 4:30pm on October 16. He has been a resident of Daikanyama Address since its opening in 2000, partly because he was interested in living in a community that he would like to study as a sociologist.
As president of the residents association, he has been trying to deal with the following problems:
1) Internally, how to encourage residents to interact actively with each other to form a real community for collective problem-solving;
2) Externally, how to reduce tension (caused by highrise development) with neighboring communities and be recognized as a member of the greater Daikanyama community.
These problems are gradually being resolved by cooperation with other town associations (“Chonai-kai”) in the "Bon" festival and Christmas seasons, and also by offering open space and facilities for neighboring community needs.
A serious challenge for Daikanyama is how to revitalize business and social activities by strengthening relations and interactions among businesses, residents, and visitors. There should be a bright future for Daikanyama, if new ideas and means can be found to mobilize the excellent human resources that already exist in this community, according to Mr. Noro.
About "Daikanyama Address":
http://www.emporis.com/en/wm/cx/?id=115148


エコモコ・フォーラムがやってくる:ECOMOCO Forum Coming Up [イベント情報]

10/23(月)エコモコ・フォーラムの詳細: Details on 10/23 ECOMOCO Forum

代官山の環境改善を考えて実践する「代官山エコモーション '06」の活動を締めくくるフォーラムが10月23日(月)午後3時からヒルサイドプラザホールで開催されます。
特に注目は、エコアイデアの入選作品発表です。代官山らしいステキな提案がなされる予定で、発表後にこのブログでも詳しく報告するつもりですのでお楽しみに。
エコモコ・フォーラムについての詳細は代官山ホームページに以下のように掲載されています。
http://www.daikanyama.ne.jp/eco06/event.php
代官山のエコとモビリティとコミュニティを考える代官山エコモーション'06
『代官山エコモコ・フォーラム』
内容: 今夏、昨年に引き続き開催された地域環境イベント「代官山エコモーション'06」の報告と、「代官山エコ・ビジョン」を提案いたします。さらに、代官山を撮り続けている写真家 ハービー・山口さんをお迎えし、フォト・トークショーも開催いたします。ハービーさんは、現役ディスクジョッキーであり、ステキな作品と語り・選曲をお楽しみください。
どなたでも自由にご参加できますので、皆さまお誘い合わせの上ご参加下さい。
主  催 NPO法人代官山ステキ総合研究所
日  時 2006年10月23日(月) 15:00~18:00
会  場 ヒルサイドプラザホール(代官山ヒルサイドテラス中央駐車場地下 )
住  所 〒150-0033 渋谷区猿楽町29-10
http://www.hillsideterrace.com/
定  員 100名
参加費 無料
さらに、同じ会場で、午後6時より懇親パーティ「代官山交流会」が予定されており、代官山にゆかりのあるロン・ラボイエ氏や佐戸川清氏も参加されます。また早稲田大学の学生グループによる映像パフォーマンス『代官山「オシャレ・エコ」コレクション』も予定しています。参加費2000円(軽飲食付)でどなたでも参加できます。
なお、昨年の代官山エコモーションの活動については、以下の「情報発信機構ニュースレター」(PDF)の3面をご覧ください:
http://www.glocom.org/newsletters/newsletter_20050831.pdf

Daikanyama ECOMOCO Forum will be held at Hillside Plaza Hall on October 23 (3-6pm) to wrap up this year's activities regarding ECOMOTION 2006 for sustaining and improving the environment in Daikanyama.
Special attention should be paid to award winning proposals for environmental improvements, which will be reported in detail on this blog as soon as the announcement is made on that day.
For details on this forum, see the following:
http://www.daikanyama.ne.jp/eco06/event.php


代官山近くのステキなお店:Nice Shops Near Daikanyama [写真]

代官山から中目黒駅への道で:On the Street to Nakameguro Station


中目黒駅の近くに開店したしゃれた喫茶店と通るときにいつも目を引く美容院
New coffee shop near the station and nice-looking beauty salon


代官山HPへのコメント: Comment on Daikanyama HP [コメント]

「代官山 2.0」の時代へ: Toward "Daikanyama 2.0"

代官山といえばステキな街並みにしゃれたレストランが並んでいるというイメージですが、そのHP(ホームページ:http://www.daikanyama.ne.jp/)もそれと同じで、まさにステキなHPの代表といえます。
しかしあえていえば、充実しすぎて内容があまりに盛りだくさんで、ちょうど例えれば入りたいレストランが多すぎて目移りしてしまい、さりとて「はしご」をするのは重すぎるといった感じになっているのではないでしょうか。
特に若い人にとっての問題は、HPが携帯対応になっていないということと、自分の意見が数少ない項目のBBSでしか書き込めないことではないかと思います。
そこでいま流行の言葉を使えば、「ウェブ2.0」への進化を示す動きが現われてくるのは必然の成り行きです。実際に、このブログのように代官山の好きな人が勝手にブログを立ち上げて代官山について簡単な日記風の感想や情報を書き込んで、意見交換をしているケースが増えているように見受けられます。
代官山を好きな人が皆このようなブログを立ち上げ、自分が直接見たり聞いたりした情報を掲載して、それをさらにSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などを通じてやりとりして、下から街を支える動きになっていくことが「ウェブ2.0」の時代には期待されるわけで、そのようないわば「代官山 2.0」の時代がもう来ていると感じるのは私だけでしょうか。
参考:「ウェブ2.0とは」
http://e-words.jp/w/Web2022E0.html

Daikanyama Homepage (http://www.daikanyama.ne.jp/) is a very nice website, just like the Daikanyama community itself. However, there may be too much of a good thing on the website, just as you cannot decide which restaurant you should choose among so many nice ones in Daikanyama. In addition, it is not keitai-friendly and there are too few BBS pages for young people to express their views on Daikanyama.
Isn't it about time to move into the age of "Web 2.0," where every one can freely express their opinions and exchange information about this community through their own blogs and SNS (Social Networking Services) to open the new era of "Daikanyama 2.0"?
Reference (Wikipedia): About Web 2.0
http://en.wikipedia.org/wiki/Web_2.0


代官山のアート#2: Arts in Daikanyama #2 [写真]

建物もお店もグッズもアート:Artistic Buildings/Shops/Goods


フランス芸術的建築からアメリカポップカルチャーまで多様なアート
Various Arts from French Architechture to American Pop Culture


代官山アドレス周辺のアート: Arts Around Daikanyama Address [写真]

作品もお店も飾りもアート:Artistic Objects/Shops/Decors


モダンでポップなアート感覚にあふれる代官山のお店と街並み
Daikanyama Shops and Streets Fillled with Modern Pop Arts
(なおこのブログは写真も文章もすべて携帯ですぐ見られます)


インタビュー(1)鈴木幸生さん:Interview with Mr. Yukio Fujita [インタビュー]

インタビュー:鈴木幸生さん(株式会社スーパープラニング専務取締役)
Interviewee: Mr. Yukio Suzuki (Executive Managing Director,
           Super Planning Co.,Ltd. Tokyo Office)

藤田香織さん(Kaori Fujita)と鈴木幸生さん(Yukio Suzuki)

10月3日(火)午前10:30に代官山アドレスの近くにある鈴木さんのオフィスに伺いました。
まず、鈴木さんの会社は生活・ファッション雑貨のデザインとプロデュースを専門に行なっており、特にOLや主婦がカジュアルに持ち歩くトートバッグに力を入れていて、実際に代官山エコバッグもプロデュースしたとのことです。またトートバッグのデザインを地域のデザイナーから募集して、10月10日の「トートバッグの日」にグランプリ作品を選んで表彰しています。これは地域のデザイナーを育てることを目的とした社会貢献活動で、過去の受賞作品など詳しくは以下を参照:
http://www.superplanning.co.jp/rootote/designaward/

さらに鈴木さんが支援しているFRIENDLY DAY INTERNATIONAL代表の藤田香織さんを紹介していただき、いろいろな地域ボランティアー活動についてうかがいました。主な活動は「414フレンドリーデー」で、これは4月14日をフレンドリーデー、つまり「友だちの大切さを想い、人も動物も自然も仲良しでいたいと願う日」と指定し、さまざまな活動やイベントを行なうもので、今年の4月にも代官山で、インスタレーション展示、音楽ライブ、ギャラリー展覧会、エコバッグ・プロモーション販売などのフレンドリーデー活動を企画したとのことです。詳細は以下を参照:
http://www.friendlyday.org/
今やこの「フレンドリーデー」のアイデアは、カンボジア、ベトナム、フィリピンなどのアジア諸国に広がりつつあり、国際的な共同プロジェクトも計画されているようです。
最近もっとも力を入れているのが、「リユースTシャツ」プロジェクトで、これはいらないTシャツを集めて裏返しにして、新しいデザインをほどこすもので、使わないTシャツ3枚と「リユースTシャツ」1枚を物々交換するプロジェクトを通じてTシャツ集めに努めているとのこと。9月29日付の「読売新聞」にも取り上げられ、広く注目を集めています。詳細は以下を参照:http://blog.livedoor.jp/friendlyday414/
今後とも文化と環境を重視したボランティア交流活動を通じて代官山に貢献したいと藤田さんは語っていました。代官山独特の文化が、鈴木さんや藤田さんのようなボランティア精神にあふれた人によって支えられていることを実感したインタビューでした。

I visited Mr. Suzuki at his office near Daikanyama Address around 10:30 on October 3.
First, he explained that his company specializes in planning and producing life/fashion accessary goods, especially nicely designed totebags for working women and housewives to carry on casual occasions. In fact, the Daikanyama Ecobag was designed and produced by his company, and totebag design awards are presented to encourage community artists to use totebags as their canvas for fostering artistic creativity in the community. For the past awards, see the following:
http://www.superplanning.co.jp/rootote/designaward/

Then Mr. Suzuki introduced me to his associate, Ms. Kaori Fujita (FRIENDLY DAY INTERNATIONAL), who seems quite active in voluntary networking projects such as "414 Friendly Day," organizing various activities and events on April 14, when installation work presentations, live music sessions, gallery exhibitions and eco-bag promotion sales were held in Daikanyama. For more details, see the following:
http://www.friendlyday.org/
The Friendly Day concept is spreading to other countries such as Cambodia, Vietnam, the Philippines and other Asian countries, and international collaboration is now being planned.
One of the most recent projects is "renewal T shirts with new design printed inside out," and barter trade between one renewal T shirt and three unused T shirts. For this "3 for 1 T shirt project," see the following:
http://blog.livedoor.jp/friendlyday414/archives/50535225.html
Ms. Fujita seemed eager to contribute more to Daikanyama through her voluntary networking activities with emphasis on culture and ecology. This interview made me realize that the Daikanyama culture is supported by people with volunteer spirit like Mr. Suzuki and Ms. Fujiita.


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